現代の教わり方では何か大切な事を教わらずに終わってしまう事が多いのかもしれない。昔、目で盗んでいたような事ができなくなってしまっているのかもしれない。もちろん、昔のやり方が一番良いわけではないと思う。現代の方法の方が優れている事もあると思うけど、至れり尽くせりの方法では何か伝えないといけないことが伝わらないような気がする。親切にすればするほど、できなくなるようなジレンマがあるのではないだろうか?
ただ私がやっている講座は自由な感じで私がテーマにそって話すだけなので、この伝わらないジレンマがあまりない。
それよりも伝わらない事を楽しむような事までしている。個人によって受取り方が違うので、そう考えましたか?とかそう理解したのですか?みたいな感じで違いを楽しんでいる。
わたしが話している内容は、伝統的な踏襲をしていかなければいけない完成された世界ではなく、未完で創造していける世界なのだからかもしれないけれど。

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